こう聞かれたとき、今の僕としては「ん~満足とはいえないかなぁ」って思っています。
やっぱりもう少し収入が欲しいし、もう少しゆとりのある生活がしたいですしね。
だから株式投資をちょくちょくとやっているのですが、投資はマイナスになることがあるので、そうなった場合精神的につらい思いをします。
なにか他にできる仕事はないかとフラッと本屋に立ち寄った時に、とても心に残った本があったんです。
本日はやまもとりゅうけんさんの「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」という本から、お金に対する意識を変えるきっかけになればと思いご紹介します。
この本の著者やまもとりゅうけんさんはかつては手取り17万円借金400万円の大貧乏サラリーマンだったそう。
そこから知識投資によって自ら億万長者になった方法を余すことなく解説している内容となっておりますので、今の自分にとって非常に参考になりました。
そこでこの本に書かれてある、貧乏サラリーマンからお金持ちフリーランスになるまでの考え方と方法論をシェアしたいと思います。
サラリーマンは最も理不尽で不合理な業務形態
では早速、サラリーマンは最も理不尽な業務形態であるから解説していきましょう。
サラリーマンといえば日本の一般的な働き方でありかつ、最もリスクの少ない働き方でもありますよね。
サラリーマンというのは一度会社に入社してしまえば、たとえ仕事ができなくても毎月の給料はもらえ、しかも安定して仕事があります。
仮に仕事で失敗したとしても責任は会社がとってくれますし、それが原因でクビになることもありません。
これはサラリーマンは労働基準法によって雇用が守られているため、会社としても簡単にクビにすることができないためです。
一方で、仕事を真面目にこなし会社の売り上げに貢献し、結果多大な利益をだしたとしても、その人に対しては毎月の給料は変わらないのもサラリーマンです。
つまり会社組織というのは、働かない従業員の給料を仕事ができる従業員が賄って成り立っているといって良いでしょう。
会社のなかで自意識の高い人がどんなに頑張っても収入を上げることができない。
それどころか、今回のコロナショックなどで業績が悪化すれば、頑張っている人の給料まで下げられてしまう。
これがサラリーマンが最も理不尽で不合理な業務形態だという所以です。
誰も言わないお金持ちの仕組み
次にお金持ちの仕組みについて考えてみます。
お金持ちがお金持ちでいられる続けられるのは、彼らは資本主義の本質を理解しているからです。
資本主義の本質というのは、この世の中はお金で評価されている世界だということです。
ということはつまり、お金持ちは資本主義の世界において非常に高評価な人、いわゆる勝利者にあたります。
勝利者には意識の高い人が集まってくるのはもちろん、その人に出資したいという人がお金を差し出してきますし、他の人が知らない有益な情報までもが集まってきます。
だからお金持ちはお金持ちであり続けるんですね。
凡人がお金持ちになるための道のり
それは事業としての副業をしたり、フリーランスとして独立することです。
会社から給料をもらうという業務形態から、自分で仕事をしてその対価をもらう。
そこにお金持ちになるヒントが隠されています。
フリーランスになれば頑張った分だけ収入がアップしますし、事業として行っているということは、サラリーマンにはない経費が計上でき、本来支払う税金を節約して自分の資産を増やすことができるからです。
自分で仕事を探して収入を得ている人というのは、一般的に仕事意識の高い人で優秀な人が多いですから、必然的に人も集まってきますしお金も集まってきます。
この流れというのは、お金持ちがお金持ちである人の行動によく似ていませんか。
つまり経済的に独立するというのは、お金持ちになるための第一歩ということです。
サラリーマンがフリーランスエンジニアとして独立してやっていけるのか?
とはいえ、現在サラリーマンやっている人間が、早々簡単に独立して稼げるかという疑問がわいてきそうですが、著者の山本さん曰く案外と楽勝だと言っています。
山本さんはもともとサラリーマン時代からエンジニアをやっておられたらしく、フリーランスエンジニアというのは、相当ハイクラスの人たちが集まる世界で修羅の国に足を踏み入れるくらいの気持ちだったそうですが、いざ蓋を開けてみれば敵はちょろいもんだったといいます。
平気で無断欠勤をしたり納期を守らなかったり音信不通になったりと、ビジネスパーソンとして成立しないフリーランスエンジニアが山ほどいたらしい。
そんな中、連絡をきちんとして納期を守るという、いたって普通のことを普通にやっているだけでいつの間にかフリーランスエンジニアの中で上位の位置に収まることができたといいます。
中堅サラリーマンとして会社の中でも頼られてきたあなたが恐れるような世界ではないということです。
ただ、フリーランスになったら自分で仕事を次々と作っていかなければ生きていけませんし、サラリーマンのような感覚では通用しないと心配になるかもしれません。
ですがフリーランスというのは発注元から外注形式で仕事を請け負うクライアントワークですから、サラリーマン時代と比べて上司から仕事を振られるか、クライアントから仕事を振られるかのくらいのもので大した違いはありません。
サラリーマン時代と同じような働きで収入が桁違いに跳ね上がるのがフリーランスエンジニアというお仕事なのです。
フリーランスエンジニアへの道のりがこちら。
【テクフリ】
フリーランスエンジニアとして独立しても上手くいかなかった場合は?
フリーランスエンジニアとして独立しようと考えていることを周りの人間に話すと、大抵の場合周りの同僚からやめた方がいいと言ってきます。
フリーランスというのは何の保証もないから、安定したサラリーマンの方がいいという話です。
でもそうした人たちというのは、会社にしがみつく以外に道がなく、独立しようとしているあなたを羨ましく思っているからにすぎません。
そうした意見はせっかくやる気になっているあなたの意識を低下させるばかりか、ネガティブ志向を植え付けようとしてきます。
こうした人たちを相手にするのは時間の無駄ですし、なんの特にもなりません。
仮にフリーランスになってうまくいかなかったとしても、日本にはセーフティーネットが充実していますので食べていくのに困ることはありません。
それにもしフリーランスをやめてサラリーマンに戻ったとしても、会社側としてはフリーランスとして働いていた経験をプラス評価してくれますし、仕事を新規開拓できるマインドを持った持ち主として、他の人との差別化になります。
ですからフリーランスとして働いた経験は全く無駄にはなりません。
少労所得を増やす考え方
少労所得を増やすためには商流を上げることを意識しなければいけません。
商流を上げるとは、クライアントから多くの仕事を受注しそれを外注に回すという考え方です。
自分一人で仕事をいくら頑張ってこなしたところで、物理的に限界があります。
仮に月に100万円収入があったとしても、それは自分の時間を切り売りして稼いだお金であって、それ以上の収入は見えてきません。
収入を青天井で増やすためには、他の人に仕事を振って手数料を得ていくやり方が有効です。
それまで仕事をしてきた信頼をもとに仕事をどんどん受注して、信頼できる外注や仲間に業務を委託すれば、仕事を束ねるディレクターとしての収入が手に入ります。
現場作業は他の人に任せ、自分は手数料を得ることで仕事を半自動化することができます。
ここまでくれば、あなたの収入はどんどんふくれあがり、それに比例して自分の労働時間がどんどん少なくなっていくという、一般的に考えてとても不思議なことが起こり始めます。
まさに成功者の鏡ともいえる現象ですね。
こうしてお金持ちになっていくというわけです。
とはいっても、これはフリーランスの最終形態ですから、凡人の私たちがまずするべきことは、まずは会社の力を借りずに自分で収入を得るという経験です。
今すぐサラリーマンをやめてフリーランスにならなくとも、まずは副業から始めて経験を積んでいくのがいいかと思います。
ということで、「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」という本から、お金持ちになるヒントをご紹介しました。
フリーランスエンジニアへの道のりがこちらです。
【テクフリ】