私は過去に株でひどく損害を被ったことがあります。
当時は一生懸命勉強もしたんですけどね。
結局500万くらい損して、市場から撤退した株の負け組です。
でも考えてみれば、株で大儲けしている奴なんてほんの一握りの人間しかいないと思うんです。
プロと言われる大手ヘッジファンドでも平均年利10%程度らしく、毎年利益を残すというのが如何に難しいかを物語っていると思います。
しかも昨年の2018年10月の運用成績は-5%台と、プロなのにかなり苦戦しているらしい。
引用元:日本経済新聞
ただ株で儲けている人は一定数存在しているのも確か。
彼らが株で利益を出せる理由は、彼ら自身にトレーダーとしての素質があるからだと思います。
それなりに自分の投資スタイルというのがあって、それをモクモクと続けられるから勝ち続けられる。
半面、凡人は株で簡単には勝ち続けることはできません。
どちらかというと損している人が圧倒的に多いでしょう。
凡人が株を買うと大抵は高値掴みして後悔し、そのまま株価が急降下。
下がってきたところで、どうすることもできず不安になって安値で損切。
ところがその損切したところがものの見事に最安値で、その後大反発するといった”天邪鬼投資”じゃないでしょうか。
つまり買えば下がるし、売れば上がる。
それが凡人の株式投資というものです。
私も一時期はこのような時期を過ごしましたが、こうした経験もいい勉強になりました。
で、ある程度投資してわかったことがあります。
「俺には株は向かない」
高い授業料を幾度となく払ってきて、「もう株なんて絶対にやらねぇ!」と誓って早2年。
でもここになって、なぜだか再び株熱に目覚めることになったのです。
約2年ぶりに株式市場に参戦/日経平均の騰落レシオ(25日)70%付近でビビりながらトヨタ株購入、その結果をご報告。
2018年12月21日金曜日、私は久しぶりに株の市場に参戦しました。
騰落レシオがいい感じで下落してきたからです。
(※投資自体はしていませんでしたが、市場は常にウォッチしてました。)
騰落レシオとは市場の過熱感を表す指標で、買われすぎ、売られすぎを判断するのに使われていて、騰落レシオ(25日)で一般的に70%で売られすぎ、120%で買われすぎといわれています。
今回、株を買おうと思ったきっかけは2018年12月20日の日中、何気にニュースを見ていたら日経株価が-595.34円と大暴落していたから。
この時、日経株価の騰落レシオ(25日)が12月20日の終値ベースで74.23%まで下落したので「もしかしてこれはチャンス」かも、と様子を見てたんですよ。
そして翌日。
21日も日経平均株価がさらに下がっていたので、証券会社に現金のまま塩漬けしてあった資金でトヨタ自動車を後場の引け成で100株をしれっと購入。
当日の騰落レシオは68.95%です。
なぜトヨタ自動車株なのかというのは、僕にとって相性のいい銘柄だから。
それに売買代金と出来高も多く、買いたいときに買え、売りたいときに売れるから。
別に個別銘柄にこだわらず、日経平均レバレッジ上場投信とかでもいいんですけどね。
で、60%台は絶好の仕込み場といわれていますから、買ったタイミングは悪くないはずだと思ってました。
追証による投げ売りセールで日経株価、さらに奈落の底へ
ところが週明けの12月25日でさらに日経株価が大暴落して-1010.45円と2万円を割り込みます。
信用取引による追証発生で売りが売りを呼び、さらには自動売買によるロスカット祭りで底なしの株価へ突入するような勢いでした。
この時、騰落レシオ(25日)65.64%。
私自身、前日にトヨタ株を買ったばかりだったので、精神的に奈落の底へ突き落された気分です。
フッ、
やっぱり買えば下がるんだよな。
また損切りかよ・・・
・・・となるところなんですが、株価の大暴落の後に大暴落なんてのはよくある話で、今回はそれほど動揺することなく傍観してました。
株が下がることに耐性が付いたのかもしれません(笑)
で、さらにトヨタ株を引け成で100株購入。
いわゆるナンピン買いというやつ。
購入金額の結果
結局、トヨタ自動車の株を21日に6416円で100株、25日に6079円で100株。
平均6247円で200株購入となりました。
2018年12月28日現在、今のところ売られすぎによる買い戻しで株価が上がっていますが、未来の株価を予想しても仕方ないので、上がれば利益確定、下がれば買い増しするつもりです。
追記
その後はどうなったでしょうか???
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6660円で200株売却しました。
なんとか利益が出ましたから、とりあえずホッとしてます。
2年ぶりの株デビューは白星で終了です。
また市場のタイミングが合えばチャレンジしていこうと思っています。